ベトナムの労働事情

高収入を得るのが困難な環境

ベトナムでは、たとえ大学を卒業しても良い就職先はほとんどなく、月給 2~3万円程度しか収入を得られません。

日本や韓国企業の進出はあっても、大規模な工場での低賃金労働しかありません。低賃金だからこそ中国からベトナムへの進出が増えているのです。

人口の70%以上は農村出身であり、そもそも農村には仕事がありません。

海外出稼ぎが現在の主流

ベトナム人が良い収入を得るための選択肢は次の3通りです。

  1. エリート層は、公務員かIT技術者 (公務員になるにはコネ等が必要)
  2. 外国語 (日本語か韓国語) を習得して日系・韓国系企業に就職
  3. 海外出稼ぎ (日本、韓国、台湾)
    • 技能実習生
    • 出稼ぎ留学生
    • 専門技術職 (専門学校卒業以上の者)

現在の主流は「海外出稼ぎ」で、従来型の人材派遣・人材紹介ビジネスはこの層をターゲットにしています。

多額の出費を伴う海外出稼ぎ

「海外出稼ぎ」では、求職者本人からも仲介手数料や教育費が徴収されます。その支払いのために借金をするベトナム人がほとんどです。
多額の借金のため、日本での不本意な職に甘んじているケースも多数発生しています。

人気が高いIT業界

IT技術者はベトナムで最も人気のある職業の一つで、優秀な人材が集まっています。
その一方で、ベトナム国内のIT産業はまだまだ広がっておらず、海外企業のオフショア開発が中心です。

日本語力も備えた優秀なIT人材

IT業界にはベトナム国内でトップクラスの大学卒業者が多く、給与も高水準で、3年程度の経験で月給5〜8万円程度です。

日本語が堪能であれば、さらに月額10〜15万円程度の給与水準になるため、日本語を学習する人も多くいます。日本企業からも多くの受託案件が発注されているため、大手では社内に日本語学習プログラムを用意している企業もあります。

出稼ぎには行かない優秀なエンジニア

優秀なエンジニアは既に高水準な給与を得ているため、仲介手数料を払ってまで「出稼ぎ」をする必要はまったくありません。

その一方で、優秀なエンジニアは下請仕事に飽き足らず「製品開発に携わりたい」というエンジニア本来の願望を持つ人もいて、「出稼ぎ」とは異なる形で日本で仕事をしたいと考える人も増えてきています。
弊社がターゲットとしているのはこの層です。


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